組織があれば派閥ができる 2
これには社長あるいは専務の態度や経営管理に問題があるのかもしれません。
いままで常務一派がいろいろ会社のためを思って建言なり具申を行っても、ダラ幹や君側の好に阻まれて採り上げられなかったことにたいする不満かもしれません。
「よい機会だから、徹底的に洗って禍根の存在と実体を明らかにして、切るべきものは切る決断が大事だけれど、同時にこれは大至急、時間をかけずに拙速を尊ぶ。
速きこと火の如き速攻が大事だね。
時間をかけると相手側から先制的にクーデターをかけられるよ」
「その点はわかっています。
今週にも処断するつもりですが、私がこの際勉強しておきたいのは、なにゆえ派閥が発生するかという派閥発生の土壌ないしは背景といったものなんですよ」
派閥は会社だけではなく、政治の世界や官庁、いわゆる組織と名のつく人間集団が存在するところには、大なり小なり必ず発生するものです。
「しかし組織が新しいうちは発生しないでしょう」。